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現代には不足しがちな人が多い〜♪ | |
●年をとるごとに体内の量は滅る コエンザイムQ1Oは、私たちのからだ を形づくっている細胞一つ一つに含まれ ています。 健康な成人の体内には、およそ700 rの コエンザイムQ1Oが存在するといわ れていますが、とりわけ心臓や肝臓、腎臓 など、働きが活発な組織に多く含まれる のが特徴ですね。 前にのべたように、コエンザイムQ1O は体内で合成できます。 しかし、体内で合成されるコエンザイ ムQ1Oの量は、20歳をピークに徐々に 減りはじめます。 これ は、 年齢別の体内のコエンザイムQ1Oの 量を表わしたものでが。心臓に含まれる 量にいたっては、70歳で、20歳のころ の半分以下に減っているのがわかりま す。 コエンザイムQ1Oが元気の素であるこ とを考えると、年をとるほどその重要性 は増します。ところが、皮肉なことに、年を とるほど体内の量は減ってしまうのです。 ●コエンザイムQ10を消耗する要因 加齢だけでなく、病気の患者さんの体 内でも、コエンザイムQ10の減少がみら れます。 がん、癌、糖尿病、肝硬変、低血圧はその代表で、慢性 頭痛等を訴える人の血中でも、 コエンザイムQ10が減っていることが明 らかにされています。 このほか、 コレステロールを下げる薬 をとっていたり、偏った食生活を続けた り、あるいはストレス、激しい運動などに よっても、コエンザイムQ10は大幅に消 耗します。 ですから、 現在の日本のように、社会の 高齢化が進み、病気やストレスが蔓延 し、食生活が乱れがちな状況では、年令に 関わらず、コエンザイムQ10が不足して いる人は少なくないと思われます。 からだの活力を健康なレベルに保つに は、コエンザイムQ10を外部から積極的 に補給することが望まれるんですね。 |
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